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当院で行っているインプラント治療についてご説明いたします。
インプラントとは、自分の歯に限りなく近い人工の歯です。
材質は生体親和性の高いチタンでできており、顎の骨の中に埋め込む手術を行い、歯の根の部分を再建させその上に歯を作ります。歯を失った部分を、隣の歯や他の歯に力を借りることなく、失った部分だけで修復する・・・それがインプラントです。
現在の治療法の中で、歯を根の部分から回復できるのはインプラントしか無いため第二の永久歯とも言われ、天然の歯と同じように噛むことができます。また、治療後は自宅での正しいケアと、定期健診をきちんと行うことにより長期に渡って安定した状態を保つことができます 。
インプラント埋入手術に伴う不自由さと痛みの程度、およびその継続期間は臼歯の抜歯と同じくらいと考えてください。
埋入手術は局所麻酔下で行います。顎骨を露出し、そこにインプラントを埋入し傷を縫合します。やがてインプラントは周囲の骨と結合し、安定します。インプラントと骨が結合するまでの間、定期的に検診を行い、インプラントの状態をチェックします。約6~24週間でインプラントは周囲の骨と完全に結合し、その後にヘッド部を装着します。
当院で使用しているインプラント
- 専門トレーニングを受けた医師のみが取り扱いできる
- シェアが広いので、引越しなどの際、転院がしやすい
- 形状・サイズが日本人のあごに適している
- 骨とインプラントが結合した後の手術が必要ない
- 国際基準ISO9001取得
ストローマンデンタルインプラントは厳しい品質管理の下で研究・開発・製造・販売が進められております。 ストローマン社は品質管理の世界共通ルールであるISO9001の厳しい規格に適合し、その認証を得ています。
ガイデッドサージェリーでより安心・安全のインプラント治療
当院では、インプラント治療をより安心・安全に行うために世界シェアNo.1の信頼性の高いストローマン社のガイデッドサージェリーを導入しています。
ガイデッドサージェリーとは、CTで3D(立体)撮影したデータから顎の骨の形や厚み、血管の位置などをコンピューター上で解析し、インプラントを埋入する位置や深さ、角度をシミュレーションするシステムです。
シミュレーションで決定したインプラント埋入位置を基に手術の際にガイドするマウスピース型の『サージカルガイド』を作成し、インプラント手術の精度向上を図ります。
これまでのインプラント治療では、歯肉を切開し骨の状態を確認しながら手術を行っていたため、手術時間も長く、体への負担も大きいものでしたが、
ガイデッドサージェリーを利用したインプラント治療では、サージカルガイドに沿って手術を行うため、術前にシュミレーションした位置に安全確実にインプラントを埋入することができるようになりました。
ストローマン社のサージカルガイドは国内の歯科技工所で作成するため、比較的納品が早くスムーズに手術へ望めるのもメリットの一つです。
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3D(CT)撮影による安心で確実な診査診断
インプラント治療の方針を決めるには、術前検査が重要となります。
通常の歯科治療では、パノラマ(全歯撮影するレントゲン)、デンタル(部分的に拡大して撮影するレントゲン)があれば、虫歯の状態や歯槽膿漏の状態などがある程度判別つきます。
しかしインプラント治療を行うには骨の状態を立体的に把握する必要があり、通常医院で設置されているレントゲンでは歯や骨を立体的に把握する事は不可能です。通常のレントゲンでは正面から見た形しかわかりません。
当院に設置している歯科用CTレントゲン装置は、2D(平面)での撮影はもちろんの事、3D(立体)での撮影も可能です。
※アメリカでは、歯周病科と口腔外科がインプラント治療を行いますが、一般的なインプラント治療は、歯周病科が担当します。歯周病科がインプラント治療をする理由は、歯肉や骨を扱う治療に昔から精通していたことによるのですが、歯を保存する専門医による診断を介すことで安易な抜歯そしてインプラント治療への流れを牽制することもあるようです。
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他の治療法との違い
失った歯の修復法として、従来はブリッジ、取り外し式の部分的な入れ歯、総入れ歯が利用されてきました。しかし、こうした代用物を口の中に確実に固定させるためには、隣の健康な歯を削らなければならないといった問題がありました。
また、従来の方法では失われた歯根までをも回復させるすべはなく、歯がなくなることによってできた顎の骨の中の空洞は放置されたままでしたので、やがてはこの歯根の喪失による空洞によって顎骨が萎縮する危険がありました。
本来あるべき骨量が年月と共に大量に減少し、骨は"萎縮"した状態になってしまう場合もあるのです。これが原因で入れ歯はフィットが悪くなり、食べる喜びがなくなり、日常生活の楽しさを失うことにもなりかねません。
インプラント治療(人工歯根) | 入れ歯(義歯) | ブリッジ | |
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メ リ ッ ト |
自分の歯に限りなく近い人工の歯
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デ メ リ ッ ト |
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およその費用 |
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インプラント手術の流れ
1. 診断・治療計画
レントゲンなどにより、十分な診断の後、インプラント治療に関する説明を受けます。
必要によりCT検査を行うこともあります。
2. インプラント手術
純チタン製の小さなネジのような形状のインプラントを局所麻酔であごの骨に埋め込みます。
3. インプラントと骨の結合
インプラントと骨がくっつくのを6~24週間待ちます。
この期間、一般的にはインプラントの上に仮歯を入れておきますので、日常生活に支障はありません。
4. 歯の装着
ストローマンインプラントなら、ここで人工の歯を取り付けます。
インプラント手術に関するQ&A
インプラントはどんな人に適していますか?
食べ物が美味しく食べられない、発音・発声に不便を感じる、入れ歯を使用すると異物感や痛みを感じる、どうしても入れ歯を入れたくない、できるだけ自然に近い歯を望んでいる、などという方におすすめします。
年齢的には顎の骨が完成する20歳前後から、健康な方なら基本的にはどなたでも可能です。
ただし、心臓病や糖尿病などの持病の方、妊娠中の方、全身疾患のある方、顎の骨の状態が良くない方などは制限される場合がありますので、当院にご相談ください。
手術時に痛みはありますか?
手術は局部麻酔をして行いますので、痛みに関してあまり心配はありません。
インプラントの寿命はどのくらいですか?
食べ物が美味しく食べられない、発音・発声に不便を感じる、入れ歯を使用すると異物感や痛みを感じる、どうしても患者様の口の中の衛生状態に大きく関係していきます。
口の中の衛生状態が良ければいくらでも長持ちしますし、逆に手入れが悪いと寿命が短くなる場合もあります。
治療費用はどのくらいかかりますか?
現在は保険治療の適用になっていません。
埋入するインプラントの本数など治療の内容により異なりますので、詳しくは担当医師にお聞きください。
経堂デンタルケアクリニックのインプラント治療の特徴
- 必ず、CT撮影を行い、安心安全な治療が可能
- 全身管理センター(血圧SpO2)下での安心な全身管理
- 世界的シェアのストローマンインプラント使用(安価なインプラントは使用しておりません)
- 完全個室
- インプラント治療後の定期的メンテナンスプログラム